備えすぎはかえってマイナス?保険と個人年金を上手に生かす方法

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しらたま。
プロフィール フリーライター。厚生年金が受けられないフリーランスになったことから将来の年金に不安を持つように。しかし、収入のバランスをとるのが難しく、試行錯誤中。今回は失敗だったと思った体験を告白。

将来に対して保険や個人年金で備える人が多くなっていますが、注意したいのは掛けすぎです。

余りに金額が多いと手持ちのお金がないことで困るケースもあるからです。
特に収入の変化などは予測しづらいため注意する必要があります。

保険はまず最低限からはじめるのが良い

将来に不安を感じる人は多くなっていて、私自身も不安を感じて保険や個人年金を多めに支払っていました。

しかし、これが失敗で、後々からお金に困る原因になってしまったのです。
保険に詳しくないうちに大きなお金を掛け金を支払ってもリスクが高いため、少額から初めて学ぶべきだったと思い直すようになりました。

結局解約が必要になったため、手数料などの面で損をしてしまったからです。

想定外だったのが自分の独立です。
病気や事故で保険を受け取ることを想定してお金をかけていましたが、独立による収入の変化は予想していませんでした。

順調なうちは問題がないのですが、体調不良で仕事ができなくなれば収入の減少に直結します。
しかも風邪などの軽い病気であれば保険も降りず、収入が補えないのです。
これは完全に想定外でした。

私のように独立をすることがなくても、やむを得ない理由で転職することや収入が減ることはある程度織り込まなくてはならないケースもあります。
人材確保が難しい業界が増え、仕事に求められるものの変化も激しいからこそ、より良い仕事を目指して転職を目指す人も珍しくなくなっています。

収入の急変に備えて手元のお金を残すことは大切で、最初は少額から保険や個人年金緒積み立てを考えた方が無駄が出にくいのです。

余り集中して保険をかけると税控除の枠が無駄になりやすい

勉強不足だから無駄になった面もあります。
それが税金の控除です。

保険や個人年金に加入し、保険金を支払うとそれぞれが所得税の控除に使うことができます。

税金の控除は一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の3種類に分けることができ、それぞれに控除の上限が決まっています。
介護医療保険料控除は医療保険も含まれているのがポイントです。

具体的には、生命保険、介護・医療保険、個人年金で各枠最大4万円の控除枠が与えられます。
4万円分の控除を受けるためには、年8万円以上の保険料を支払う必要があります。

3つとも8万円以上支払っていれば、最大年12万円の所得控除を受けることができる計算です。
しかし、どれか一つに偏っていればその保険の控除枠は4万円が上限になり、節税効果に余り期待できなくなります。

保険以外にも投資信託など様々なお金を増やす仕組みがあるからこそ、別な備えをした方が良いケースもあるのです。

短期の解約は目減りの原因になることにも理解が必要

保険や個人年金は保険料として納められたお金を保険会社が運用し、増やすことで配当などを行っています。

掛け捨ての保険も存在しますが、掛け捨ての保険以外でも保険会社がお金を増やす手段があるからこそ経営が成り立っているのです。
保険や個人年金の金額が上がればあがるほど資本が充実し、保険会社の投資の効率がよくなります。

しかし、長期契約が前提である生命保険や個人年金などをデメリットなく解約できるようにすると、保険会社の負担が大きくなってしまいます。
そのため、保険や個人年金は解約が早いほど大きく手数料が引かれる仕組みになっていて、支払額を満額受け取ることが難しくなるのです。

生命保険や個人年金を解約した際に支払額以上にお金が戻ってくるのは、20年程度の契約が目安になってきます。
短期で支払いが終わる保険の場合は短縮されることになりますが、途中解約は目減りのリスクを伴うことに理解が必要です。

20年間同じ保険料を払える自信がない場合は、少し控えめの金額でかけるなど工夫をした方が良いことも多いのです。

最低限の金額から始めるとプラスになることとは

保険を最低限の金額からはじめれば、手元に残るお金が増えます。

ポイントになるのが、手元になるお金を貯金する意外にも、投資信託などに回す余裕が作りやすいということです。
非課税の投資信託制度など税金面で優遇される制度も増えているため、保険以外の利回りと比較しながら保険の金額を調整するのは賢い方法です。

病気や事故にあった場合に民間の保険会社から出る保険金だけでなく、国の支援制度が使えるのもポイントになります。

障害などが残れば障害年金を受け取れる可能性があるため、保険だけで備える必要がないのです。
国の制度とセットで考えるのも重要な考え方です。

掛け金を元に保険会社から低金利でお金を借りる制度などもあります。
ただし、借りる金額が大きすぎれば返済に困ることもありえるため、あくまで身の丈にあった範囲で始め、収入に応じて調整していく意識持った方が良いのです。

まとめ

保険はかけすぎると損になった気分になるだけでなく、生活を圧迫する原因になります。
長期で掛けるものだからこそ勉強が必要になるため、まずは負担の少ない金額から初めて学んでいった方がリスクを減らすことができるのです。
ライフステージが変われば保険の考え方が代わるだけでなく、法制度にあわせて保険よりも有用な金融商品などが生まれる可能性もあります。

お金を集中し過ぎるリスクも存在するからこそ、広く比較しながら勉強を続けることが大切なのです。

参考サイト:マネーの杖
お金のことについて生々しい情報が掲載されているマネーの杖を参考にさせて頂きました。